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田中 光(作業療法士)|株式会社Journey Rehab 代表
認定作業療法士/修士(作業療法学)
東京都立大学大学院 博士後期課程 在籍
初台リハビリテーション病院にて脳卒中リハに従事のち独立
東京都立大学大学院 博士後期課程 在籍
初台リハビリテーション病院にて脳卒中リハに従事のち独立
高齢者のフレイル(虚弱)と運動療法とは?体力・生活動作への研究と限界を正直に解説
内容確認日:2026年7月28日
「歩くのが遅くなった」「体重が少し減ってきた」「疲れやすくて外に出るのがおっくう」——こうした変化がいくつか重なった状態は、フレイル(虚弱)と呼ばれます。研究では、運動を組み合わせたプログラムによって足の力や歩く速さに良い方向の差が報告されていますが、握力や生活動作の自立度、生活の質については差が示されていない研究もあります。この記事では、作業療法士の立場から、研究で分かっていることと、まだ分かっていないことを整理します。
この記事の内容
SECTION 01
フレイル(虚弱)とは何か
フレイルとは、加齢にともなって体力や心身の余力が少しずつ落ち、病気やけが、入院などのきっかけで一気に生活が変わりやすくなっている状態を指します。「病気」と「健康」のあいだにある段階、とイメージしていただくと分かりやすいと思います。
研究の世界では、フレイルの判定に「Friedの基準」と呼ばれる5つの項目がよく使われます1,2。具体的には、体重が意図せず減った、疲れやすさを感じる、握力が落ちた、歩く速さが遅くなった、活動量が減った、の5つです。このうち3つ以上に当てはまるとフレイル、1〜2つに当てはまる場合はその手前の段階(プレフレイル)と分類されます。ただし研究によってはほかの判定表を使っていることもあり、判定の方法は完全には統一されていません1。
大切なのは、フレイルが「年をとったから仕方のないもの」と決まっているわけではない、という点です。研究では、手前の段階(プレフレイル)から、当てはまる項目が減った状態へ移った方の割合が、運動を行った群のほうで多かったと報告されています1。ただし後で述べるように、この結果の確からしさは高くありません。筋肉量が落ちていく状態については、脳卒中後のサルコペニアについて解説した記事でも触れています。
立ち上がりは、足の力と生活動作を確認しながら安全に進めます。
SECTION 02
研究で分かっていること
研究紹介|システマティックレビュー・メタアナリシス(2024年・22研究1,915名)
Limらの研究1は、フレイルの手前の段階にある地域在住の高齢者を対象に、地域で行われる運動プログラムと、最小限の関わり(通常の生活・健康教育・待機など)を比べたランダム化比較試験22件(合計1,915名)をまとめたものです。その結果、足の力(標準化平均差 0.67、95%信頼区間 0.29〜1.04)と歩く速さ(0.37、0.09〜0.64)、立ち座りやバランスなどをまとめて測る指標(0.27、0.03〜0.51)で、運動を行った群のほうに良い方向の差がみられました。また、フレイルの手前の段階から当てはまる項目が減った状態へ移るオッズは2.74倍(1.36〜5.51)と報告されています。一方で、握力(0.22、−0.07〜0.50)、バランス、認知機能、生活の質については、統計的にはっきりした差は認められませんでした。
個々の試験も見てみます。Casas-Herreroらのランダム化比較試験2は、平均84.1歳という高齢の方188名(フレイルまたはその手前の段階で、記憶などの認知面にも低下がある方)を対象に、筋力・バランス・柔軟性の運動を週3日、歩行練習を週5日、12週間続ける個別プログラムと、通常の外来ケアを比べました。3か月後、立ち座り・バランス・歩行をまとめて測る指標(SPPB)で群間差1.40点(0.82〜1.98)、握力で1.05kg(0.05〜2.06)と、運動を行った群のほうに良い方向の差がみられています。一方で、日常生活動作の自立度を測る指標(Barthel Index)では差が示されず(p=0.499)、生活の質の指標でも差はありませんでした(p=0.942)。
もうひとつ、入院中の高齢者を対象にした研究があります。Martínez-Velillaらのランダム化比較試験3では、平均87.3歳の入院患者370名を、1回20分の運動を1日2回・5〜7日間行う群と、通常の入院ケアの群に分けました。退院時、SPPBで群間差2.2点(1.7〜2.6)、日常生活動作の自立度で6.9点(4.4〜9.5)の差がみられています。特徴的なのは対照群の変化で、通常のケアを受けた方の生活動作の点数は入院中に平均5.0点下がっていたのに対し、運動を行った群では平均1.9点上がっていました。つまり「入院中に落ちていく分を食い止められるか」という視点で見ると、差はより大きく見えます。ただしこれは1施設で行われた1件の試験であり、著者自身が他の集団での再現が必要だと述べています3。
なお、これら3つの研究では、運動によるけがなどの有害な出来事は記録されなかった、または報告されていません2,3。入院中の研究では転倒が運動群で4件、通常ケア群で0件でしたが、統計的な差はありませんでした3。転倒のリスクと運動の関係は、脳卒中後の転倒リスクと運動について解説した記事でも扱っています。
SECTION 03
エビデンスの質と限界・まだ分かっていないこと
エビデンスの質と限界
ここは正直にお伝えしたい部分です。まとめられた22件の研究のうち、質が高いと判断されたのは1件のみで、6件は偏りが生じやすい研究と評価されていました1。結果の確からしさも項目によって差があり、足の力については「中程度」、歩く速さについては「非常に低い」と評価されています1。実際、偏りの大きい研究を除いて計算し直すと、足の力の差は残ったものの、歩く速さの差は統計的にはっきりしなくなりました1。また、運動の中身(筋力・バランス・歩行を組み合わせたもの、太極拳、栄養の追加など)や、フレイルの判定方法が研究ごとに異なるため、結果のばらつきも大きくなっています1。高齢の方を対象にした個別の試験でも、開始時点の体力に群間の差があったことが限界として挙げられています2。研究全体では一定の傾向がありますが、対象者や方法が研究ごとに異なるため、すべての方に同じ結果が当てはまるわけではありません。
まだ分かっていないこと
・どのような方に、どの運動の組み合わせが最も合うのかは、まだ十分に確立していません1。
・最適な強度・1回の時間・週あたりの回数・続ける期間ははっきり決まっていません。研究では週3回・1回60分・12週間という設定が最も多く用いられていました1。
・研究の多くは数週間から数か月と短く、年単位で続けたときにどうなるかは分かっていません1,2。
・体力の指標に差が出ても、日常生活動作の自立度や生活の質にまで差が及ぶかは、はっきりしていません1,2。
・フレイルが強い方、認知面の低下が大きい方、重い持病がある方については、研究の対象から外れていることが多く、データが限られています2,3。
・入院中の運動については、有望な結果が出ていますが、1施設の研究にとどまり、他の病院でも同じ結果になるかは検証中です3。
・最適な強度・1回の時間・週あたりの回数・続ける期間ははっきり決まっていません。研究では週3回・1回60分・12週間という設定が最も多く用いられていました1。
・研究の多くは数週間から数か月と短く、年単位で続けたときにどうなるかは分かっていません1,2。
・体力の指標に差が出ても、日常生活動作の自立度や生活の質にまで差が及ぶかは、はっきりしていません1,2。
・フレイルが強い方、認知面の低下が大きい方、重い持病がある方については、研究の対象から外れていることが多く、データが限られています2,3。
・入院中の運動については、有望な結果が出ていますが、1施設の研究にとどまり、他の病院でも同じ結果になるかは検証中です3。
SECTION 04
何が期待でき、何は変わりにくいか
研究で比較的はっきり良い方向の差が示されているのは、足の力です1,2。立ち座りや階段など、生活のなかで「重い」と感じる場面に関わる部分なので、ここに差が出ることは意味が大きいと考えています。次いで、立ち座り・バランス・歩行をまとめて測る指標(SPPB)でも差が報告されています1,2,3。
一方で、握力については、まとめられた研究全体では統計的にはっきりした差が示されていません1。バランスや認知機能、生活の質についても同様です1。また、地域で行われた研究では、日常生活動作の自立度に差が示されなかった報告もあります2。「体力の数値は上がったのに、生活が大きく変わった実感がない」ということは、実際に起こりうる話です。ここは期待しすぎず、正直にお伝えしておきたい部分です。
逆に、生活動作の自立度で大きな差が出ていたのは、入院中という「放っておくと落ちていく」局面の研究でした3。つまり運動の意味は、常に「上げること」だけではなく、「落ちる幅を小さくすること」にもあります。体調を崩した後、入院の後、外出が減った時期の後——そうしたタイミングは、特に相談していただきたい場面です。
筋力・バランス・歩行を組み合わせ、体力に合わせて負荷を調整します。
SECTION 05
どんな人に向いているか
研究で対象となってきたのは、主に地域で暮らすフレイル、またはその手前の段階の高齢者です1,2。年齢の上限は決まっていません。実際、平均84歳2、平均87歳3という研究でも、運動を行った群に良い方向の差が報告されています。「もう年だから」という理由だけで、運動が難しいと決まるわけではありません。
特に相談を考えていただきたいのは、体重が意図せず減ってきた方、歩く速さが落ちてきた方、外出の回数が減ってきた方、入院や手術のあとに体力が戻りにくいと感じている方です。ご家族から見て「最近、動きがゆっくりになった」と気づいた段階も、良いタイミングだと思います。筋力トレーニングの進め方については、脳卒中後の筋力トレーニングについて解説した記事もご参照ください。
⚠ ただし、忘れてはいけない大切なこと:
心臓や肺の持病がある方、血圧が不安定な方、貧血や強い痛みがある方は、運動を始める前に必ず主治医にご相談ください。研究では運動に伴う有害な出来事は記録されていませんが2,3、対象となったのは医師の管理下で条件を満たした方々です。また、体重減少が続いている場合は、運動より先に原因を調べる必要があることがあります。立って行う運動は、手すりや椅子など支えのある場所で、できればご家族の見守りがある時間帯に行ってください。転んだ、立ちくらみが増えた、息切れが強くなったといった変化があるときは、自己判断で続けず、医師やリハビリ専門職にご相談ください。
心臓や肺の持病がある方、血圧が不安定な方、貧血や強い痛みがある方は、運動を始める前に必ず主治医にご相談ください。研究では運動に伴う有害な出来事は記録されていませんが2,3、対象となったのは医師の管理下で条件を満たした方々です。また、体重減少が続いている場合は、運動より先に原因を調べる必要があることがあります。立って行う運動は、手すりや椅子など支えのある場所で、できればご家族の見守りがある時間帯に行ってください。転んだ、立ちくらみが増えた、息切れが強くなったといった変化があるときは、自己判断で続けず、医師やリハビリ専門職にご相談ください。
SECTION 06
回数・頻度・期間の目安
まとめられた研究で最も多く用いられていた設定は、週3回・1回60分・12週間でした1。個別の研究では、筋力・バランス・柔軟性の運動を週3日、歩行練習を週5日、12週間という組み合わせ2や、入院中に1回20分を1日2回、5〜7日間という短期集中の形3が用いられています。負荷の付け方については、ダンベル0.5kgのような軽い重さから始め、少し力を要しながら30回ほど繰り返せる範囲で徐々に増やす、という進め方が報告されています2。
ただしこれらは研究の一例であり、最適な量ははっきり決まっていません1。実際に取り入れるときは、まず短い時間から始めて、疲れ方や翌日の状態を見ながら調整していくことをおすすめします。研究でも、続けるうちに参加率が下がっていったことが報告されており(最初の4週で79%、その後の8週で68%)2、「続けられる形にすること」自体が大きな課題です。毎日30分より、週3回15分から始めるほうが結果的に長く続く、という方も多くいらっしゃいます。
体重減少や食事量も確認し、運動だけに偏らず生活全体を見直します。
SECTION 07
専門職と一緒に確認したい実践上のポイント
専門職が確認する主な項目
まず、いまの体力を数字で押さえます。研究でよく使われるのは、立ち座り・バランス・歩行をまとめて測る指標(SPPB)、歩く速さ、握力、そして日常生活動作の自立度です1,2,3。次に、体重の変化と食事の量を確認します。運動だけでは足りない場合があるためです。そのうえで、自宅のどこで運動するか、つかまる場所があるか、ひとりで行う日の内容をどうするかを決めます。最後に、記録の付け方を一緒に決めておくと、続いているかどうかが後で振り返れます。
まとめると、フレイルに対する運動は、足の力や歩く速さといった体力の指標で良い方向の差が報告されています1,2,3。一方で、握力や生活の質、日常生活動作の自立度については、はっきりした差が示されていない報告もあり、結果の確からしさも項目によって幅があります1,2。それでも、入院や体調不良のあとに「落ちる幅を小さくする」という視点では、意味のある選択肢だと考えています。ご自身やご家族の状態に合うかどうか迷うときは、担当の医師やリハビリ専門職にご相談ください。
本記事は一般的な情報提供を目的としたもので、特定の治療・診断を推奨したり、医療行為に代わるものではありません。高齢期の運動には転倒や体調変化のリスクを伴う場合があり、持病の状態によって適する内容は異なります。実施の前には、必ず担当の医師やリハビリ専門職にご相談ください。紹介した研究データは執筆時点のもので、今後の研究で評価が変わる可能性があります。
Journey Rehabの訪問自費リハビリについて知りたい方へ
体力の落ちてきた感じや自宅での運動の進め方について、今の状態を一緒に確認しながら考えます。
執筆者:株式会社Journey Rehab 代表取締役|田中 光
保有資格
修士(作業療法学)
作業療法士(国家資格)/認定作業療法士:登録番号2836(日本作業療法士協会)
東京都立大学大学院 人間健康科学研究科 作業療法学域 博士後期課程 在籍
作業療法士(国家資格)/認定作業療法士:登録番号2836(日本作業療法士協会)
東京都立大学大学院 人間健康科学研究科 作業療法学域 博士後期課程 在籍
経歴
・2016年:初台リハビリテーション病院に入職。脳卒中後遺症の回復期リハに従事
・2021年:大手自費リハビリ会社に転職後、2024年にフリーランスとして独立
・2025年:株式会社Journey Rehab設立。千葉県/東京都23区を中心に訪問型の自費リハビリを提供中
・2021年:大手自費リハビリ会社に転職後、2024年にフリーランスとして独立
・2025年:株式会社Journey Rehab設立。千葉県/東京都23区を中心に訪問型の自費リハビリを提供中
研究活動
・第57回日本作業療法学会(2023)ポスター発表
・第34回日本保健科学学会(2024)ポスター発表
・第34回日本保健科学学会(2024)ポスター発表
論文執筆
・田中 光, 石橋 裕, 佐々木 智也, 坂本 泰平. (2025). 本邦における介護予防・日常生活支援総合事業におけるスコーピングレビュー. 日本老年療法学会誌, 4(1). 日本老年療法学会.
Q & A
よくある質問
Q. フレイルと言われたら、もう元の体力には戻らないのでしょうか?
研究では、フレイルの手前の段階にある方が、運動を行った群のほうで当てはまる項目が減った状態へ移りやすかったと報告されています(オッズ2.74倍)1。ただしこの結果の確からしさは低いと評価されており、すべての方に同じことが起こるとは言えません。個別に大きく異なります。
Q. 何歳からでも運動を始められますか?
研究では平均84歳2、平均87歳3という高齢の方を対象にした試験でも、体力の指標に良い方向の差が報告されています。年齢だけで判断せず、持病や今の体力に合わせて内容を決めることが大切です。開始前に主治医にご相談ください。
Q. どんな運動をすればよいですか?
研究では、筋力・バランス・歩行・柔軟性を組み合わせた「多要素」のプログラムが最も多く用いられています1,2。ひとつの運動だけに絞るより、組み合わせる形が一般的です。どの組み合わせが最も良いかは、まだはっきり決まっていません1。
Q. どのくらいの頻度で行うとよいですか?
研究で最も多かったのは週3回・1回60分・12週間という設定です1。ただし最適な量は決まっていません。続かない量から始めるより、短い時間で週に数回、続けられる形を見つけるほうが現実的だと考えています。
Q. 握力は運動で変わりますか?
まとめられた研究全体では、握力に統計的にはっきりした差は示されていません1。一方、個別の研究では1.05kgの群間差が報告されたものもあります2。握力は変わりにくい指標のひとつと考えて、足の力や歩く速さなど他の項目もあわせて見ていくのが現実的です。
Q. 入院中でも運動したほうがよいのでしょうか?
高齢の入院患者を対象にした研究では、1回20分を1日2回・5〜7日間行った群で、退院時の体力や生活動作の指標に良い方向の差が報告されています3。ただし病状によって可否が変わるため、必ず病院の医師・リハビリ専門職の指示に従ってください。
Q. 食事や栄養も関係しますか?
まとめられた研究のなかには、運動に栄養の支援を組み合わせたものも含まれています1。体重が意図せず減っている場合は、運動より先に原因を調べる必要があることもあります。まずはかかりつけの医師にご相談ください。
Q. どのくらい続ければ変化が分かりますか?
研究の多くは12週間前後で評価しています1,2。ただし年単位で続けたときにどうなるかは十分に分かっていません1。変化の出方には個人差が大きいため、期間で区切るよりも、生活のなかで続けられる形を見つけることを優先されるとよいと思います。
REFERENCES
参考文献
1. Lim H, Jani NDB, Pang WT, Lim ECW. Community-based exercises improve health status in pre-frail older adults: A systematic review with meta-analysis. BMC Geriatr. 2024;24:589. PMID: 38987690.
2. Casas-Herrero Á, Sáez de Asteasu ML, Antón-Rodrigo I, et al. Effects of Vivifrail multicomponent intervention on functional capacity: a multicentre, randomized controlled trial. J Cachexia Sarcopenia Muscle. 2022;13(2):884-893. PMID: 35150086.
3. Martínez-Velilla N, Casas-Herrero A, Zambom-Ferraresi F, et al. Effect of Exercise Intervention on Functional Decline in Very Elderly Patients During Acute Hospitalization: A Randomized Clinical Trial. JAMA Intern Med. 2019;179(1):28-36. PMID: 30419096.
2. Casas-Herrero Á, Sáez de Asteasu ML, Antón-Rodrigo I, et al. Effects of Vivifrail multicomponent intervention on functional capacity: a multicentre, randomized controlled trial. J Cachexia Sarcopenia Muscle. 2022;13(2):884-893. PMID: 35150086.
3. Martínez-Velilla N, Casas-Herrero A, Zambom-Ferraresi F, et al. Effect of Exercise Intervention on Functional Decline in Very Elderly Patients During Acute Hospitalization: A Randomized Clinical Trial. JAMA Intern Med. 2019;179(1):28-36. PMID: 30419096.
