くも膜下出血のあとのリハビリとは?離床の時期・見えにくい後遺症の研究と限界を正直に解説

· 自費リハビリ情報
田中 光 作業療法士 Journey Rehab代表
田中 光(作業療法士)|株式会社Journey Rehab 代表
認定作業療法士/修士(作業療法学)
東京都立大学大学院 博士後期課程 在籍
初台リハビリテーション病院にて脳卒中リハに従事のち独立
くも膜下出血のあとのリハビリとは?離床の時期・見えにくい後遺症の研究と限界を正直に解説

「手足の麻痺はほとんどないと言われて退院したのに、以前のようには生活できません」「疲れやすくて、何をするにも億劫になりました」。くも膜下出血のあと、ご本人やご家族からこうしたご相談をいただくことがあります。

結論から正直にお伝えします。くも膜下出血の後遺症は、手足の麻痺よりも「疲れやすさ」「記憶や段取りの難しさ」「意欲の低下」といった外から見えにくいものとして残ることが少なくありません2,3,4,5。そして、この見えにくい後遺症に対するリハビリの研究は、脳梗塞や脳出血に比べて圧倒的に少ないのが現状です。

この記事では、入院中の離床の時期に関する研究と、退院後に問題になりやすい見えにくい後遺症について、分かっていることと分かっていないことを整理します。

SECTION 01
くも膜下出血と、脳梗塞・脳出血との違い

くも膜下出血は、多くの場合、脳の血管にできたこぶ(動脈瘤)が破れて、脳を包む膜の隙間に血液が広がる病気です。脳梗塞や脳出血が「脳のある場所が傷つく」病気であるのに対し、くも膜下出血は脳全体が広く影響を受けやすい点が異なります。

違い 1:症状の出方
片側の手足の麻痺が主症状になるとは限らず、麻痺がほとんどない方も少なくありません。一方で、記憶・段取り・注意といった働きや、疲れやすさが残ることがあります2,4
違い 2:急性期に特有の合併症
発症から数日〜2週間ほどの間に、脳の血管が細くなる状態(脳血管攣縮)が起こることがあります。このため、入院初期は安静度が厳しく管理されるのが一般的です1
違い 3:外から分かりにくい
退院時の一般的な評価では良好と判定されても、日常生活に支障をきたす困りごとが残っている場合があると指摘されています4。ご本人の実感と周囲の見立てにずれが生じやすい理由の一つです
くも膜下出血後にみられる疲れやすさ、段取りの難しさ、意欲低下を生活場面で示した画像
歩けていても、疲れやすさ、考えをまとめる難しさ、活動を始めにくい状態が残ることがあります。
SECTION 02
いつから動き始めてよいのか

ご家族から最も多くいただく質問です。長く寝たままでいると体力や筋力が落ちるため早く動かしたい、しかし血管が細くなる合併症が怖い。この板挟みについて、近年まとまった検討が出ています。

システマティックレビュー・メタアナリシス 2024年・16研究1,757名
発症から7日以内に離床を始めた群と、それより遅い群を比較した検討です。

・退院時の生活自立度(mRS):平均差マイナス1.39(95%信頼区間マイナス2.51〜マイナス0.28、異質性86%)
・3か月後の生活自立度:平均差マイナス1.10(95%信頼区間マイナス1.54〜マイナス0.66、異質性7%)
・画像で確認された脳血管攣縮:オッズ比0.66(95%信頼区間0.45〜0.96)
・症状を伴う脳血管攣縮:オッズ比0.44(95%信頼区間0.27〜0.72)
・水頭症:オッズ比0.59(95%信頼区間0.30〜1.14、統計的な差なし)

安全性については、900回の離床のうち有害事象は24件(6%)で、その多くは血圧や脈拍の変動でした。転倒は0件でした。
Foudhaili A, Leclere B, Martinache F, Chauvin A, Vitiello D, Chousterman B(2024)Journal of Rehabilitation Medicine1

別の研究グループが10研究1,292名を対象に行った検討では、退院時の生活自立度に統計的な差はなく(平均差マイナス0.86、95%信頼区間マイナス2.93〜1.20)、入院期間は短く(平均マイナス6.56日、95%信頼区間マイナス10.64〜マイナス2.47)、画像上の脳血管攣縮は少ない(オッズ比0.65、95%信頼区間0.44〜0.97)という結果でした6

両者に共通するのは、「早く動き始めても、脳血管攣縮が増えるという結果は出ていない」という点です。ただし、含まれた研究の大半は小規模な単施設の観察研究であり、離床の定義も研究ごとに大きく異なります1,6。「何日目から何をしてよいか」を一律に決められる段階ではありません。安静度は主治医の指示に必ず従ってください。

脳卒中全般における離床の時期の考え方については、こちらもあわせてご覧ください(脳卒中後の早期離床について解説した記事)。ただし、くも膜下出血には固有の合併症があるため、そのまま同じとは考えないでください。

SECTION 03
見えにくい後遺症:疲れやすさ・認知・意欲

ここが、退院後に最も問題になりやすい部分です。ご本人が記入する形式の調査を集めた検討では、およそ半数の方が、記憶・気分・神経心理面の問題が続いていると報告しているとされ、こうした問題は一般的な粗い評価尺度では捉えられにくいことが指摘されています2

疲れやすさ(易疲労)
13件の研究・737名をまとめた検討では、頻度は研究によって31〜90%と幅があり、発症から数年たっても残ることが多いと報告されています3
関連するとされたもの:睡眠の乱れ、不安、抑うつ、心的外傷後ストレス、認知面・身体面の困難3
注意:これらだけでは説明しきれない場合も多いと述べられています3
記憶・段取り・言葉の難しさ
2010年以降の65件の研究を検討したレビューでは、退院時に一見問題がなさそうに見えても、見つけにくい困りごとが残っている場合があり、生活・生活の質・仕事への復帰に影響しうると述べられています4
意欲の低下(アパシー)
10件の研究・595名をまとめた検討では、頻度は15〜68%、重みづけした割合は38%と報告されています5
関連するとされたもの:認知面の困難がある方でリスクが高い。脳室内の出血や水頭症との関連も指摘されています5
生活への影響:趣味・余暇活動などへの参加が減ると述べられています5
注意:時間経過とともにどう変わるかは分かっていません5

意欲の低下は「怠けている」と誤解されやすい症状です。ご家族が努力不足と受け止めてしまうと、ご本人がさらに孤立します。脳卒中全般でも同様の症状が知られており、段取りの難しさや注意の問題については別の記事でも扱っています(脳卒中後の遂行機能障害について解説した記事)。

SECTION 04
退院後の運動についての研究

正直にお伝えすると、くも膜下出血の方だけを対象とした退院後の運動プログラムの研究は、ごくわずかしかありません。

数少ない例として、くも膜下出血後の方15名、髄膜腫の手術を受けた方16名、健康な方17名を比べ、12週間の中等度の有酸素運動を行った研究があります7。抑うつ・不眠・言語の学習に良い方向の変化が報告された一方、ストレスの感じ方については、くも膜下出血の方では逆に上昇していました。著者らは、安全面に配慮したために運動強度が限られた可能性を述べています7

この研究は参加者が少なく、ランダム化もされていません。「くも膜下出血のあとにこの運動をすればよい」と言える段階ではないということです。運動を始める際は、血圧の管理や動脈瘤の治療後の状態を踏まえた判断が必要になるため、必ず主治医にご確認ください。

SECTION 05
エビデンスの質と限界/まだ分かっていないこと
エビデンスの質と限界
1. 離床に関する16研究のうち、ランダム化比較試験は1件のみでした。残りは観察研究であり、著者らは根拠の質を「中等度」と評価しています1

2. 別の検討では、質の高い研究が乏しく、実施内容が研究ごとに大きく違うため、推奨の根拠水準は「低い」と明記されています6

3. 退院時の自立度については、2つの検討で結果が一致していません(一方は差あり、一方は差なし)1,6

4. ご本人が記入する評価尺度については、内容の妥当性に関する現在の基準を満たしたものが一つもなく、根拠の質は非常に低いと結論づけられています2

5. 疲れやすさ・意欲の低下に関する検討では、研究デザインや評価時期がばらばらで、対象者の選び方にも偏りがあり、サンプルサイズも小さいと指摘されています3,5
まだ分かっていないこと
1. どの時期に、どのような内容の離床を行うのが最適かは定まっていません1,6

2. 離床に関する研究では、認知面や生活の質のデータが不足していると著者らが述べています1

3. 疲れやすさが時間とともにどう変わるのか、何が原因で生じるのかは、さらなる研究が必要とされています3

4. 意欲の低下についても、経過は分かっておらず、この症状を対象としたランダム化比較試験が求められている段階です5

5. 退院後の運動プログラムについては、くも膜下出血の方に特化した質の高い試験がほとんどありません7

6. 重症度や治療方法(開頭手術か血管内治療か)、年齢による違いが、リハビリの進め方にどう影響するかは十分に検証されていません
専門職と活動計画を立て、休息、家事、歩行を無理なく組み合わせる退院後の生活場面
予定を詰め込みすぎず、休息と活動を組み合わせて、体調を見ながら段階的に進めます。
SECTION 06
生活の中で工夫できること

研究が乏しい領域であることを前提に、リハビリの現場で相談に上がりやすい工夫を整理します。いずれも効果を保証するものではなく、担当の専門職と相談しながら試す性質のものです。

疲れやすさへの向き合い方
・1日の予定を詰め込まず、活動と休息を交互に組む
・「疲れてから休む」ではなく、疲れる前に区切りを入れる
・睡眠、不安、気分の落ち込みが関連しうると報告されているため、これらを別々に相談する3
記憶・段取りの難しさへの向き合い方
・手順を紙やスマートフォンに残し、記憶に頼らずに済む形をつくる
・一度に複数のことを行わず、順番に一つずつ進める
・退院時に問題なしと判定されても困りごとが残る場合があると報告されているため、気になることは遠慮なく相談する4
意欲の低下への向き合い方
・「やる気がない」ではなく症状として起こりうるものとして扱う5
・ご本人が始めるのを待つのではなく、一緒に始める形をとる
・趣味や外出の機会が減りやすいと報告されているため、参加の機会を意識的に残す5
⚠ ただし、忘れてはいけない大切なこと
くも膜下出血のあとは、動脈瘤の再発や別の動脈瘤の有無、血圧の管理など、リハビリとは別に医学的な管理が続きます。急に強い頭痛が起きたときや、いつもと違う症状が現れたときは、様子を見ずにすぐ受診してください。運動の強度や種類、日常生活での制限については、必ず主治医の指示に従ってください。この記事は医学的な判断の代わりになるものではありません。
SECTION 07
Journey Rehabでの考え方と正直なまとめ
🏥 当施設でのリアルな経験
Journey Rehabでは、くも膜下出血のあとにご相談をいただいた際、まず「主治医からどこまで許可が出ているか」を確認してから内容を組み立てます。血圧の管理や活動範囲について制限がある場合は、その範囲内で行える内容に限定します。

もう一つ大切にしているのは、ご本人の困りごとを「体の動き」と「見えにくい後遺症」に分けて整理することです。手足の動きに大きな問題がなくても、疲れやすさや段取りの難しさで生活が回らなくなっている場合があります3,4。そのときは、運動量を増やすことよりも、1日の組み立て方や手順の外部化を優先することがあります。

ご家族には、意欲の低下が症状として起こりうるものであること5を、はじめにお伝えしています。ご本人の性格や努力の問題として扱われてしまうと、関わり方がうまくいかなくなるためです。研究が少ない領域であることも、そのままお伝えしています。

お仕事への復帰を考えている方も多い領域です。復職に関する一般的な考え方については、こちらもご覧ください(脳卒中後の復職・職場復帰について解説した記事)。

この記事のまとめ
1. くも膜下出血の後遺症は、手足の麻痺よりも外から見えにくい形で残ることがあります2,4
2. 発症7日以内の離床について、脳血管攣縮が増えるという結果は出ていません1,6
3. ただし研究の大半は小規模な観察研究で、根拠の水準は高くありません1,6
4. 疲れやすさは31〜90%、意欲の低下は15〜68%(重みづけ38%)と報告されています3,5
5. ご本人記入式の評価尺度は、内容の妥当性の基準を満たすものがありません2
6. 退院後の運動プログラムに関する質の高い試験は、ほとんどありません7
7. 安静度・運動の可否は必ず主治医の指示に従ってください
免責事項
本記事は一般的な情報提供を目的としたものであり、特定の医療行為・診断・治療を推奨するものではありません。実施の可否や内容については、必ず担当の医師・リハビリテーション専門職にご相談ください。掲載している研究データは執筆時点のものであり、今後の研究によって解釈が変わる可能性があります。
Journey Rehabの訪問自費リハビリについて知りたい方へ
主治医の許可の範囲内で、身体の状態と1日の過ごし方を一緒に確認しながら進め方を考えます。
田中 光 作業療法士 Journey Rehab代表
執筆者:株式会社Journey Rehab 代表取締役|田中 光
保有資格
修士(作業療法学)
作業療法士(国家資格)/認定作業療法士:登録番号2836(日本作業療法士協会)
東京都立大学大学院 人間健康科学研究科 作業療法学域 博士後期課程 在籍
経歴
・2016年:初台リハビリテーション病院に入職。脳卒中後遺症の回復期リハに従事
・2021年:大手自費リハビリ会社に転職後、2024年にフリーランスとして独立
・2025年:株式会社Journey Rehab設立。千葉県/東京都23区を中心に訪問型の自費リハビリを提供中
研究活動
・第57回日本作業療法学会(2023)ポスター発表
・第34回日本保健科学学会(2024)ポスター発表
論文執筆
・田中 光, 石橋 裕, 佐々木 智也, 坂本 泰平. (2025). 本邦における介護予防・日常生活支援総合事業におけるスコーピングレビュー. 日本老年療法学会誌, 4(1). 日本老年療法学会.
FAQ
よくある質問
Q. 麻痺がないと言われました。リハビリは必要ないのでしょうか?
A. 麻痺の有無だけでは判断できません。ご本人が記入する形式の調査を集めた検討では、およそ半数の方が記憶・気分・神経心理面の問題が続いていると報告しており、こうした問題は粗い評価尺度では捉えにくいとされています2。困っていることがあれば、遠慮なく主治医やリハビリ専門職にお伝えください。
Q. 入院中、ずっと寝たままです。早く動かしてもらえないのでしょうか?
A. 安静度は、脳血管攣縮などの合併症のリスクを見ながら主治医が判断します。研究上は、発症7日以内に離床を始めた群で脳血管攣縮が増えるという結果は出ていません1,6。ただし研究の質は高くなく、離床の内容も研究ごとにばらばらです6。ご心配な点は、担当の医師・理学療法士に直接ご確認ください。
Q. とにかく疲れやすいのですが、いつまで続きますか?
A. 個人差が大きく、はっきりした見通しはお伝えできません。13件の研究・737名をまとめた検討では、頻度は31〜90%と幅があり、発症から数年たっても残ることが多いと報告されています3。経過については、さらなる研究が必要とされている段階です3。睡眠や気分の落ち込みが関連する場合もあるため、それぞれ分けて主治医にご相談ください。
Q. 本人が何もしようとしません。怠けているのでしょうか?
A. 症状として起こりうるものです。10件の研究・595名をまとめた検討では、意欲の低下の頻度は15〜68%、重みづけした割合は38%と報告されています5。認知面の困難がある方でリスクが高いことも示されています5。性格や努力の問題として扱わず、担当の医師・リハビリ専門職にご相談ください。
Q. 退院後、運動をしてもよいですか?
A. 主治医の許可が必要です。くも膜下出血の方を対象とした運動プログラムの研究はごくわずかで、12週間の中等度の有酸素運動を行った小規模な研究が報告されている程度です7。血圧の管理や動脈瘤の治療後の状態によって、行ってよい強度は変わります。自己判断で強度を上げないでください。
Q. 仕事に戻れますか?
A. 一律にはお答えできません。認知面の困難が、生活・生活の質・仕事への復帰に影響しうると報告されています4。疲れやすさが復帰の妨げになることもあります3。時間の使い方や業務量の調整を含めて、主治医・産業医・リハビリ専門職と段階的に相談していく形が現実的です。
Q. 脳梗塞の家族向けの情報を参考にしてもよいですか?
A. 共通する部分もありますが、そのまま当てはめることはお勧めしません。くも膜下出血には脳血管攣縮など固有の合併症があり1、残りやすい後遺症の傾向も異なります2,4。判断に迷うことは、必ず主治医にご確認ください。
運営主体・利益相反について
本記事は、自費リハビリサービスを運営する株式会社Journey Rehabが作成しています。記事内には当社サービスの案内を含みますが、文献の選定と研究結果の記載では利益だけを強調せず、根拠が乏しい点、研究間で結果が一致しない点、安全上の注意も併記しています。外部医師による監修記事ではありません。最終更新:2026年8月5日。
REFERENCES
参考文献
1. Foudhaili A, Leclere B, Martinache F, Chauvin A, Vitiello D, Chousterman B. Early mobilization in patients with aneurysmal subarachnoid haemorrhage may improve functional status and reduce cerebral vasospasm rate: a systematic review with meta-analysis. Journal of Rehabilitation Medicine. 2024. PMID: 39421981.

2. Nobels-Janssen E, van der Wees PJ, Verhagen WIM, Westert GP, Bartels RHMA, Boogaarts JD. Patient-reported outcome measures in subarachnoid hemorrhage: A systematic review. Neurology. 2019. PMID: 31076533.

3. Kutlubaev MA, Barugh AJ, Mead GE. Fatigue after subarachnoid haemorrhage: a systematic review. Journal of Psychosomatic Research. 2012. PMID: 22405226.

4. Nussbaum ES, Mikoff N, Paranjape GS. Cognitive deficits among patients surviving aneurysmal subarachnoid hemorrhage. A contemporary systematic review. British Journal of Neurosurgery. 2021. PMID: 33345644.

5. Tang WK, Wang L, Tsoi KKF, Yasuno F, Kim JS. Apathy after subarachnoid haemorrhage: A systematic review. Journal of Psychosomatic Research. 2022. PMID: 35168165.

6. Morello A, Spinello A, Staartjes VE, Lo Bue E, Garbossa D, Germans MR, et al. Early versus delayed mobilization after aneurysmal subarachnoid hemorrhage: a systematic review and meta-analysis of efficacy and safety. Neurosurgical Focus. 2023. PMID: 38262007.

7. Colledge F, Brand S, Pühse U, Holsboer-Trachsler E, Zimmerer S, Schleith R, et al. A Twelve-Week Moderate Exercise Programme Improved Symptoms of Depression, Insomnia, and Verbal Learning in Post-Aneurysmal Subarachnoid Haemorrhage Patients: A Comparison with Meningioma Patients and Healthy Controls. Neuropsychobiology. 2017. PMID: 29694980.