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【千葉 脳卒中リハビリ専門】

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      【脳卒中の上肢麻痺リハビリ】ミラーセラピーで改善を目指す方法|千葉の自費訪問対応

      · 上肢リハビリについて

      はじめに

      脳卒中の後、手がうまく動かせずに困っている方は多くいらっしゃいます。 「退院したけれど、まだ動きが戻らない」「もっと何かできる方法があるのでは」――そう感じている方のために、今回は**ミラーセラピー(鏡療法)**というリハビリ方法をご紹介します。

      この記事は、脳卒中を経験された方やご家族の方に向けて、できるだけわかりやすく、科学的な根拠に基づいて書いています。ミラーセラピーの効果、やり方、メリット・注意点までまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

      ミラーセラピーとは?

      ミラーセラピーは、鏡を使ったリハビリ方法です。鏡を体の中央に置き、麻痺していない側(健側)の手の動きが、鏡に映って麻痺した側(患側)の手のように見えるようにします。

      例えば、右手が動く場合に、その動きを鏡越しに左手が動いているように見せるのです。これによって脳が「麻痺した手が動いている」と錯覚し、手を動かす脳の領域が刺激されると考えられています。

      もともとは「幻肢痛(切断した手足の痛み)」への治療として始まりましたが、脳卒中後の麻痺のリハビリとしても有効であることがわかってきました。

      ミラーセラピーは本当に効果があるの?

      多くの研究で、ミラーセラピーが手や腕の動きの改善に効果があることが報告されています。

      例えば、世界的にも信頼されている**Cochraneレビュー(Thiemeら, 2018)**では、1,982人を対象に62の研究をまとめて分析しました。

      その結果:

      • 手や腕の動きが「中くらいの効果」で改善
      • 日常生活(食事や着替えなど)の動作も良くなった
      • 手の痛みが軽くなる人もいた

      この「中くらいの効果」というのは、例えば検査で5点〜6点ほど改善する程度で、日常生活に変化を感じられる人も多いレベルです。

      引用:Thieme H et al. 2018, Cochrane Database Syst Rev.

      また、別の最新の研究(Saragihら, 2024)では、特に"週5回・1回30分"ほどを約4週間続けると効果が出やすいとされています。

      この研究では、次の2つの検査で効果が確認されました:

      • Fugl-Meyer上肢評価(手や腕の総合的な動き)
      • Box and Block Test(小さなブロックをつまんで移動させる指の器用さ)

      引用:Saragih ID et al. 2024, Int J Environ Res Public Health

      どんな人におすすめ?(脳卒中の時期)

      ミラーセラピーは、以下のような方におすすめされています:

      • 脳卒中から1か月〜3か月(亜急性期)の方
      • リハビリは終わったけれど、まだ手の機能が回復していない方

      また、6か月以上たった方(慢性期)でも、効果が出る場合があるという報告もあります。

      引用:Nogueira LM et al. 2021, Systematic Review

      ミラーセラピーのやり方|自宅でもできる?

      ✅ 使う道具

      • 鏡(なるべく大きめで、腕が映るサイズ)
      • 安定した机と椅子

      ✅ 基本のやり方

      1. 鏡を体のまん中に置きます
      2. 麻痺していない手を鏡の前に、麻痺している手は鏡の裏に隠します
      3. 動かせる手で物を持つ、開く・閉じるなどの動作をします
      4. それを鏡越しにじっと見て、動かせない手が動いているように"思い込む"のがポイントです

      ✅ 効果的に行うコツ

      • 両手を同時に動かすよりも、片手だけで動かした方が脳に届きやすいという研究があります
      • 鏡像と実際の感覚のズレが少ないように注意する
      • 毎日できるだけ続ける(週5回・1回30分が目安)

      引用:Morkisch N et al. 2019, J Neuroeng Rehabil

      執筆者ポイント

      自費リハビリでも非常によく多く使用する治療法です。理由としては麻痺の程度が重症度が高い方でも適用できる点と、自主トレーニングでも導入しやすい点です。

      メリットと注意点(メリットばかりではありません)

      ✅ ミラーセラピーのメリット

      • 道具がシンプルで、自宅でもできる
      • 医療保険外でも取り組める
      • 手や腕の動きが改善したという報告多数
      • 痛みの軽減にも効果があることがある

      ❗ 注意したいこと

      • 誰にでも同じように効くわけではありません
      • 効果を実感するには"正しく継続すること"が大切です
      • 鏡を使っただけの"見せかけの効果(プラセボ)"かどうかを見分けにくい点も

      引用:Nogueira LM et al. 2021

      執筆者ポイント

      Journey Rehabではリハビリの時間よりも自主トレーニングで実施していただくケースが多いです。正しい方法・時間などが重要ですのでその辺も専門家からの指導が受けられます。鏡も安価で手に入るものが多く、ご自宅にあるもので実施できることもございます。

      懸念点として、30分間が長時間であり、単純作業であるため集中力が必要な点と飽きてしまう点などが実際の現場で聞かれます。(現状の報告では30分を一気に連続で行う報告が多く、どうしても2回に分けて行うなど複数回に分けて行うことも手段としてありますが、効果の再現性が難しい場合があります。)できるだけ集中して取り組める環境を整えることが大切だと感じます。

      千葉で受けられる自費の訪問リハビリ|Journey Rehabの取り組み

      医療保険でのリハビリが終わったあとでも、「もっと良くなりたい」と感じている方のために、Journey Rehabでは千葉県内を中心に、自費での訪問型リハビリサービスを提供しています。

      ミラーセラピーは、自宅でも続けられる可能性のあるシンプルな方法ですが、適切なやり方を最初に学ぶことがとても重要です。

      私たちは、「また動かしたい」という気持ちに寄り添い、専門的なリハビリ支援を提供することを大切にしています。

      まとめ

      • ミラーセラピーは脳卒中後の上肢麻痺に対して、複数の研究で改善効果が確認されています
      • 特に発症後1〜3か月の方に効果的ですが、長期間経過した方にも有効な可能性があります
      • やり方はシンプルですが、継続・正確さ・専門的なアドバイスが鍵です

      Journey Rehabでは、科学的根拠に基づいたリハビリを、千葉県内で訪問型にてご提供しています。

      ミラーセラピーを含む自費リハビリにご関心のある方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

      → [お問い合わせはこちら]

      ▪️執筆者情報

      **株式会社Journey Rehab 代表|田中 光**

      作業療法士(国家資格)/認定作業療法士(日本作業療法士協会)

      東京都立大学大学院 人間健康科学研究科 作業療法学域 博士前期課程 在籍

      ▪️経歴

      ・2016年:初台リハビリテーション病院に入職。脳卒中後遺症の回復期リハに従事

      ・2021年:自費訪問リハビリ分野に活動を広げ、2024年にフリーランスとして独立

      ・2025年:株式会社Journey Rehab設立。千葉県を中心に訪問型の自費リハビリを提供中

      ▪️ 研究活動

      ・第57回日本作業療法学会(2023)ポスター発表

      ・第34回日本保健科学学会(2024)ポスター発表

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